ブライトスタッフ通信vol.237

今年は、雪が降ってもその後の気温が高く屋根にはあまり雪が積もっていません。暖かい冬だと感じているのは私だけでしょうか。

私は、YouTube等で起業家の講演などを聴くのが好きで、車を運転しながら、仕事をしながら、犬の散歩をしながら、お風呂に入りながら色んな人の講演を聞いています。

先日聞いたOWNDAYS(メガネの販売会社)の社長、田中修治さんの講演から「誰でも夢が叶う秘密の方法」というのを紹介したいと思いますが、その前に田中修治さんの経歴について紹介します。1977年埼玉県生まれ。10代からバンドマンとして活動していましたが、25歳でHP制作会社を起業、30歳で負債14億円のOWNDAYSを個人で買収しました。その後5年で債務超過から脱出、OWNDAYSは健全化を果たしました。現在では世界に420店舗、売上300億円の大企業に成長させました。

その田中修治さんが何故OWNDAYSを再生できたのか、それについて彼は「何人もの成功者を見てある共通点を見つけ、それを実践したから」だと言っています。

それが「知っている」「出来る」「やっている」この3つのキーワードです。

 具体的に解説しますと「知っている」というのは、例えば駅やデパートでエスカレーターやエレベーターを使うより階段を使った方が健康のために良いということを知っている。道にゴミが落ちていたら拾った方が、みんなが気持ち良いと知っている。ゴミの落ちている道を歩くより、きれいな道を歩く方が気持ちよいのは当たり前です。

次に「出来る」とは知っていることについて自分が出来るかどうかです。エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使うことや道のゴミを拾うことは自分に出来ることです。いくら戦争は良くないことだと知っていても、自分の力だけでは戦争を止めることは出来ません。「出来ること」とは一個人で実行可能な事ということです。

最後の「やっている」というのは、「知っていること」「出来ること」を実際に「やっている」ということです。田中氏は「誰でも夢を叶えるための条件」は、この3つのことだと言っています。

誰でもやったらいいと知っていて実行可能なことをやらずにいます。それは何故でしょうか?面倒だから?失敗するのが嫌だから?理由は色々あると思います。

私はこれに加えて実行することを楽しめるかという要素が大切なのではないかと思います。成功する起業家は色んなプロセスを楽しんでやっているように見えます。松下幸之助も本田宗一郎も孫正義も堀江貴文も傍から見たら努力しているように見えますが、本人は楽しんでやっています。仕事が嫌いだけれど努力して成功したという人に会ったことも聞いたこともありません。仕事に限らずスポーツや芸能でも嫌いなものを努力で克服したという話はあまり聞いたことがありません。イチローや大谷翔平は野球が大好きで人一倍練習していても苦にならないから現在の地位を得ることが出来たのだと思います。どうして楽しんでやることが必要かというと、夢を実現するためには、そこに向けての行動に継続が必要だからです。苦しいことを継続することは困難です。夢を実現するために何年も行動を継続する必要があります。プロスポーツで成功する人やオリンピックで金メダルを取る人は毎日何時間も練習に時間を費やしています。それを何年も続けるわけです。起業家と言われる人たちも成功するまで寝食を忘れて仕事に没頭し続けています。 

まとめると、夢を実現するためには、知っていて出来ることを楽しんで実行し続けることが必要だということになります。貴方にはどうしてもかなえたい夢がありますか?