ブライトスタッフ通信vol.248

今年は冬らしく窓の外には雪景色が広がっています。雪かきはライフワークの一つなので、ある程度雪が降ってくれた方が好きですね。(笑)

今回は睡眠について考えてみたいと思います。自分で言うのもなんですが、睡眠マスターと呼べるほど睡眠についてはこだわっています。いや逆に変にこだわらないので熟睡できているという説もあります(笑)

皆さんは夜熟睡できていますか?まず熟睡するためには熟睡に向けて思考を整理しないといけません。眠れない方の話を聞くと、今日あった出来事を思い出して腹が立って眠れなかったとか、自分の言動が悔やまれて寝つきが悪かったというような話を聞きます。今日あった出来事も楽しい出来事なら良いですが、寝る前に思い出すのは腹が立ったこととか、嫌なことを言われた等です。またSNS等で他人の投稿を見たり、ネットニュース等で出てくる芸能人のゴシップなども不眠のネタになります。仏教を説かれた釈迦は「他人の過失を見るなかれ。ただ己のしたこととしなかったことだけを見よ。」と言われました。他人の過失とは、あの人がこうした、ああした、やるべきことをやらなかった、こんなことを言っていたという類の他人の言動です。失言したり、行動に問題がある人は、その本人は何も悩んでいないのに、周りの人がアイツはどうだこうだと、ヤキモキしていることが多い気がします。他人の行動を気にして眠れないのなら、その思考はさっさと捨てるべきです。少し前に流行ったマインドフルネス瞑想というのは他人のことをあれこれ悩んだり、過去を悔やんだり、未来を心配する思考を捨て、現在の自分に集中する方法です。現在の自分の身体の状態や呼吸に集中することで安らかな睡眠に入っていけます。

身体的な面から睡眠への導入する方法もあります。人間の神経には交感神経と副交感神経とがあり、睡眠に入るには副交感神経を活性化させる必要があります。交感神経は興奮神経と呼ばれ、熱いお風呂に入ったり、感情が興奮状態になると活発になる神経です。反対に安定神経と呼ばれる副交感神経を活性化させるためには、39℃のぬるめのお湯にみぞおち付近まで20~30分程度浸かります。風呂から上がったら30分以内に布団に入ります。

そして最後は呼吸法です。普段の私たちの呼吸は自分が思うより浅いことが多いです。睡眠前にお勧めするのはヨガの呼吸法で腹式呼吸です。仰向けになってお腹を膨らませながら5秒間鼻から息を吸います、その後10秒間息を止めて、その後の10秒間でお腹をへこませながらゆっくりと息を吐きます。吐くときは鼻からでも口からでも構いません。吸う:止める:吐くを1:2:2の割合で繰り返します。たいてい何回かやっているうちに自然に眠りについてしまいますが、この呼吸法をやって眠りについたときは、朝までグッスリ眠れることが多いです。

ダイエットも睡眠も何も取り組まないで維持できる人もいますが、私は目標を決めて取り組まないとできないタイプなので、睡眠もしっかりと取り組んでいます。不眠に悩んでいる人は是非お試しください。