ブライトスタッフ通信 vol.260

 今年の正月は雪が少なくてホッとしました。夜中にしんしんと雪が降ってくると次の日の朝の除雪が気になって、夜もゆっくり眠れません。ほんとは機械での除雪が大好きで、朝の除雪のことを考えただけでワクワクして眠れないんですけどね(笑)

 今回は僕が子育てや社員教育で一貫して守ってきた信念についてお話ししたいと思います。子育てのステージによっては社員教育と真反対の方法をとったりしますが、小学生以降の子育てについてはほぼ同じ考え方で社員教育にも取り組んでいます。

 基本的には「尊敬」「信頼」「援助」の3本柱です。相手が子供でも基本的には「尊敬」から入ります。リスペクトともいわれますが、相手のことを自分より優れていると思えないことには、相手のことをリスペクト出来ません。かつてNHKの人気番組であった「できるかな」の「のっぽさん」は自分が子供の頃から父親は自分のことを尊敬してくれていたと言っています。子供の時だけでなく生涯自分を尊敬してくれていた父親のことを心から敬愛し、父親の傍にいるとどんな時でも安心できたと言っています。それだけ尊敬という思いは相手に深く突き刺さりますし、言葉で「尊敬します」と言っても心の中で見下していたら相手が子供でも必ず伝わります。知識や経験の量で言えば5歳児は大人にかないません、しかし情報の収集能力や成長スピードでいえば圧倒的に5歳児の勝ちです。それだけでも尊敬の対象になります。

 2つ目には「信頼」です。よく似た言葉に「信用」という言葉があります。「信用」は条件付きで相手を信じる行為です。例えば銀行でお金を借りる時は仕事の有無、年収、担保などを調査してお金を貸します。それと同じように、約束を守ってくれたら信用する、〇〇が出来たら信じるとか、恋人同士ならメールやLINEを返してくれたら信じる、「好き」と言ってくれたら自分も愛するなど、相手の反応で自分の行動を決める行為は信用です。それに対して「信頼」とは無条件で信ずるということです。成功しようが失敗しようが相手の成長になると信じる、子供が反抗しても口をきかなくても、正しい成長過程と信じる。相手の選択が自分と異なっても、成功・失敗を含めて相手を容認する等、厳密に無条件というのは難しいかもしれませんが、清濁併せ呑む覚悟で信じるということが「信頼」ということです。

 最後に「援助」とは相手が援助を求めてきた時には援助の手を差し伸べるということです。友人に家庭や職場の愚痴を伝えたときに「〇〇した方がいいよ」とか、求めてもいない助言をされて「イラッ」としたことはありませんか?助言をしたくなる心理というのは、自分の判断の方が相手の判断よりも優れているというという前提で出てくるものです。自分よりも知識も経験も優れている人に助言をする人がいたら、自分のことが分かっていないか、超自信家だと思われます。相手が「これについてどう思いますか?」と聞かれれば「自分はこう思う」と伝えますし、このまま放置したら相手が恥をかく場合や、会社の信用問題にかかわる場合には助言したりしますが、その他は助言や援助をしない方がよい場合が殆どです。援助が相手の為になるのか逆に成長を妨げるものなのかを考えて行動するのはとても難しいです。でも援助の手を差し伸べる前に一旦立ち止まって考える必要があります。

 「尊敬」「信頼」「援助」の3本柱は、相手が失敗も含めて成長していく素晴らしい存在だという思いに基づいたもので、相手が成長していく存在だと信ずることによって生まれます。