ブライトスタッフ通信vol.255

 今月は毎日30℃越えの日々が続いて、道路脇の気温表示を見るたびに息苦しさを感じるほどです。

 今回は貴方に言いにくいことを注意してくれる友人は何人いますか?というお話しをしたいと思います。

いきなりですが、貴方に「息が臭うよ」とか「鼻毛が出ている」というようなことで指摘してくれる人は何人いますか?なかなか家族でも言いにくいことを教えてくれる人がいたら、本当に大切にしなければいけません。何故なら口が臭かったり、鼻毛が出ているというのは他人に不快感を与えたりして、自分の評価を下げる客観的要因だからです。他人に口が臭いとか鼻毛が出てみっともないといった内容など、教えて自分が嫌われるようなことは誰も言いたくはありません。恥をかくのは当の本人であって、自分には全く関係ない話ですから口が臭かろうが、身だしなみが乱れていようが、当事者に教えるメリットは見つかりません。

そこを敢えて教えてくれるということは、当事者に恥をかかせるのは可哀そうだからという優しさからだと思います。あるいは、身近な人の立場として最低限の身だしなみを整えるように助言してくれているのだと思います。

口臭や鼻毛は分かりやすいたとえですが、それでも指摘されると腹を立てたり素直に聞けないものです。では、仕事のやり方や内容について注意された場合はどうでしょうか?「教えてくれてありがとうございます。」と素直に聞ける人がどれだけあるでしょうか?子供のころから20歳位までは周りの大人が「ちゃんと勉強しないとだめだよ」とか、「顔に鼻クソがついてるよ」とたしなめてくれたと思いますが、成人した大人で、間違ったことをしていたり身なりがおかしな人が居ても、注意して逆恨みされても面倒だからと誰も指摘してくれなくなります。誰でも他人に注意されたり指摘を受けたりすることは心地よいことではありませんからね。あるいは自分の知らないところで、こっそりフォローしてくれたりして自分が間違っていることにすら気付けない場合があります。表向きは無事に事が済んでいきますが、根本的な問題が解決されないままなので、自分が気付かないところで恥をかき続けることになります。

実際に、かなりお年を召した方が一般的な常識を知らなかったり、おかしなことを言ったりやったりしているのをみると、「ああ、この人はこの年になるまで他人から学ぼうとしなかったり、周囲の人の声に耳を貸す習慣が無かったんだな。」と可哀そうに思います。社会人になって勉強や研鑽を勧められることはあっても強要されることはありません。だから自分から進んで他人の声を聴く人と、嫌悪感を顔に出して、他人の指摘から逃げている人では、当然自分を改善しようとする心構えが違いますから、その結果、輝いて見える大人と残念な大人の差はどんどん開いていきます。

他人がどんなことを言ったりやったりしていても、正直私には全く関係ありませんから、私は関係のない他人に忠告することはありませんが、私の体臭が臭かったり、鼻毛が出ていたりおかしなことをやっていたら臆せず教えてくださいね。その時は、心からのありがとうを伝えたいと思います。

スタッフ通信バックナンバーはhttps://brightstaff.hatenablog.comでお読みいただけます。

ブライトスタッフ通信

vol.255

2025.8.15 Tanaka

 今月は毎日30℃越えの日々が続いて、道路脇の気温表示を見るたびに息苦しさを感じるほどです。

 今回は貴方に言いにくいことを注意してくれる友人は何人いますか?というお話しをしたいと思います。

いきなりですが、貴方に「息が臭うよ」とか「鼻毛が出ている」というようなことで指摘してくれる人は何人いますか?なかなか家族でも言いにくいことを教えてくれる人がいたら、本当に大切にしなければいけません。何故なら口が臭かったり、鼻毛が出ているというのは他人に不快感を与えたりして、自分の評価を下げる客観的要因だからです。他人に口が臭いとか鼻毛が出てみっともないといった内容など、教えて自分が嫌われるようなことは誰も言いたくはありません。恥をかくのは当の本人であって、自分には全く関係ない話ですから口が臭かろうが、身だしなみが乱れていようが、当事者に教えるメリットは見つかりません。

そこを敢えて教えてくれるということは、当事者に恥をかかせるのは可哀そうだからという優しさからだと思います。あるいは、身近な人の立場として最低限の身だしなみを整えるように助言してくれているのだと思います。

口臭や鼻毛は分かりやすいたとえですが、それでも指摘されると腹を立てたり素直に聞けないものです。では、仕事のやり方や内容について注意された場合はどうでしょうか?「教えてくれてありがとうございます。」と素直に聞ける人がどれだけあるでしょうか?子供のころから20歳位までは周りの大人が「ちゃんと勉強しないとだめだよ」とか、「顔に鼻クソがついてるよ」とたしなめてくれたと思いますが、成人した大人で、間違ったことをしていたり身なりがおかしな人が居ても、注意して逆恨みされても面倒だからと誰も指摘してくれなくなります。誰でも他人に注意されたり指摘を受けたりすることは心地よいことではありませんからね。あるいは自分の知らないところで、こっそりフォローしてくれたりして自分が間違っていることにすら気付けない場合があります。表向きは無事に事が済んでいきますが、根本的な問題が解決されないままなので、自分が気付かないところで恥をかき続けることになります。

実際に、かなりお年を召した方が一般的な常識を知らなかったり、おかしなことを言ったりやったりしているのをみると、「ああ、この人はこの年になるまで他人から学ぼうとしなかったり、周囲の人の声に耳を貸す習慣が無かったんだな。」と可哀そうに思います。社会人になって勉強や研鑽を勧められることはあっても強要されることはありません。だから自分から進んで他人の声を聴く人と、嫌悪感を顔に出して、他人の指摘から逃げている人では、当然自分を改善しようとする心構えが違いますから、その結果、輝いて見える大人と残念な大人の差はどんどん開いていきます。

他人がどんなことを言ったりやったりしていても、正直私には全く関係ありませんから、私は関係のない他人に忠告することはありませんが、私の体臭が臭かったり、鼻毛が出ていたりおかしなことをやっていたら臆せず教えてくださいね。その時は、心からのありがとうを伝えたいと思います。

スタッフ通信バックナンバーはhttps://brightstaff.hatenablog.comでお読みいただけます。